曜光山月山寺|境内のご案内(本堂・客殿・布袋堂・観音堂など)
境内
Information
❶月山寺美術館
昭和六十三年(1988)開館。 国指定文化財である網代笈(やじろおい)をはじめ、県指定文化財の木造薬師如来坐像などの数多くの文化財を展示しています。中でも木造五大力菩薩像は、平安時代に製作された5躯が全て揃って現存しており、全国的にみても本像が唯一と考えられます。
❷月山寺書院
学僧・光栄阿闍梨により天台宗の談義所(僧侶の学問所)として磯部の地で始まり、第十世恵賢の時に今の西小塙に寺を移します。その後、火災によって消失しますが寛永三年(1626)笠間藩主の援助により再建しています。「関東八ヶ檀林」と定められた当山の書院で、多くの学僧が勉学、談義に励み、その優れた知見と徳行により、全国の名刹へ招かれていきました。
❸本堂
江戸時代前期の延宝八年(1680)に建立。桁行き十一間(約26m)梁間六間(14.5m)の密教式の堂々たる大本堂で銅板葺の入母屋造。内陣は仏間を中心とした整形六面取りで、右手に元三大師を祀り、左手には石守寺から遷仏した阿弥陀如来坐像を祀っています。
❹日吉山王社
千手観音堂の北側に立つ覆屋の中に鎮座する当山の鎮守社です。当山の中門と同じく名大工・桜井瀬兵衛一門によって正徳五年(1715)建立。
❺千手観音堂
寛永九年(1632)建立。千手千眼観世音菩薩立像が祀られています。この堂は当山の開創1200年記念事業として栃木の長栄寺から解体移築されたものです。内陣は須弥壇・宮殿、柱までも金箔で厳かに飾られています。
❻鐘楼
❼布袋堂
布袋尊が祀られて七福神の寺にもなっています。その他には笠間稲荷(大黒天)、筑波山神社(恵比寿)、西光寺(毘沙門天)、逢善寺(弁財天)、長勝寺(福緑寺)、西蓮寺(寿老人)、眞延寺(七福神)があります。
❽札所
❾庭
日々、境内の掃除の際に住職が砂利で波紋を描いております。
❿中門
宝歴四年(1754)建立。名大工・桜井瀬兵衛一門の一連の作事の最後を飾ったものとされています。この門は当山の鬼門にあたり、開門はいたしません。
⓫客殿
⓬伝教大師像
伝教大師(最澄)は平安時代初期の僧侶。桓武天皇の名により唐に渡って天台学を学び、帰朝後、比叡山に延暦寺を建てて日本の天台宗を開かれました。この伝教大師像は月山寺美術館開館の記念として先代の住職によって据えられました。
⓭剣之山
当山で法要をされた後に本堂から墓地に向かう途中にこの石段はございます。人は亡くなって三五日になると剣の山を草鞋で登るとされています。三五日の法要の際はご遺族の方も当山の石段を剣の山に見立てて、故人を思い一歩一歩登っていただいております。
⓮山門
江戸時代後期に建立。この門には、笠間藩主の殿様から当山の欅を城へ献上せよというお達しがあったが、当時の住職がこれをきらい、一夜のうちにこの山門を建てさせたという逸話もあります。


